沖縄に行ったら青の洞窟に行ってみるべき理由

沖縄に行ったら青の洞窟に行ってみるべき理由

沖縄に行ったら青の洞窟に行ってみるべき理由

最近はLCCなど格安の航空会社も増えてきて、とっても身近になった沖縄旅行。
安い時期だと片道5,000円以下で航空券が買えるなんてことも珍しくありません。
東京から名古屋までの新幹線が10,000円と考えると、飛行機って本当に安くなりましよね。
週末ちょっと飲み行くくらいのお金で沖縄に行けるなんて、旅行好きには嬉しい世の中になりました。

 

沖縄と言ったら皆さん何を思い浮かべますか?
青い海や真っ白な砂浜は南国沖縄の象徴ですし、
美ら海水族館や古宇利大橋などは定番の観光スポットです。

 

また、泡盛やオリオンビール・ソーキそばなど沖縄の食べ物を思い浮かべる人も多いと思います。

 

それ以外の遊びといえば、やっぱりマリンスポーツですよね。
バナナボートジェットスキーも楽しいですし、カヤックやパラセーリングも魅力的です。

 

ただ、やっぱりマリンスポーツの代表といえば、シュノーケルやスキューバダイビングになるのではないでしょうか?
沖縄はダイビングのメッカでもあり、多くの方が毎年ダイビングを楽しみに訪れます。

 

シュノーケルやダイビングの有名スポットとして、
「青の洞窟」の名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、沖縄の人気ダイビングスポット「青の洞窟」をご紹介したいと思います。

 

 

青の洞窟がある場所

青の洞窟がある場所は、沖縄本島のほぼ中央の恩納村にある真栄田岬にあります。
真栄田岬にある青の洞窟が有名になったことから、
宮古島や石垣島でも青の洞窟の名前を付けた場所が出来ましたが、
洞窟のスケール・海のきれいさ・魚の多さなど、
どれをとっても真栄田岬にある青の洞窟が一番です。

 

同じ名前でまぎらわしいと思いますが、「真栄田岬にある青の洞窟」がオリジナルで、
こちらの海に行くことをお勧めします。

 

青の洞窟は、沖縄の西海岸リゾートのほぼ中央の恩納村にあり、
那覇空港からは車で1時間ほどの場所に有りますので、アクセスが良いことも人気の理由です。

 

沖縄自動車道で移動した場合には、石川インターから車で10分ほどになります。
付近には大型のリゾートホテルが乱立しており、沖縄のリゾート地のから近い場所にあります。

 

バスでも行く場合には、那覇から名護バスターミナル行(20番または120番)のバスに乗り、
「山田」のバス停で下車し徒歩で30分ほどになります。
または、「山田」のバス停から読谷バスターミナル行(48番)のバスに乗り換え「真栄田」で下車し徒歩5分ほどになります。

 

20番または120番のバスは1時間に2本程度、乗り換えのバス48番は1時間に1本程度になりますので、
バスでのアクセスはあまりよくないと言えるでしょう。

 

青の洞窟がある場所は真栄田岬になりますが、ダイビングショップは付近に点在しています。
バスで移動をされる方は、ショップが国道58号線沿いなど、アクセスが良いショップを選ぶと良いでしょう。

 

 

青の洞窟はどのようなところ?

 

青の洞窟は海岸線沿いにあり、崖のようになった岩場に空いた洞窟になります。
この洞窟は、絶妙な高さに空いており、洞窟の中にちょうど水面が来る高さになっていることが特徴になります。

 

完全に陸上または水中にある洞窟は多くあるのですが、
水面が存在する高さにある洞窟は沖縄でも珍しい洞窟になります。

 

そして、この洞窟は絶妙な形をしており、薄暗い水面に顔を出すと水中からの光が強く入りこみ、
水面が青く輝いて見えることから青の洞窟と名前が付けられました。

 

この光景は非常に神秘的で、他の洞窟には無い大きな魅力になっています。

 

青の洞窟の大きさは、全長は約30メートル、幅は4~7メートルほどの細長い形をしており、
一方は海にもう一方は陸上につながる、トンネルのような洞窟になります。

 

最も深い場所の水深は5メートほど、
水面上の高さは場所により異なりますが、5~10メートルほどになります。

 

 

青の洞窟の楽しみ方

 

青の洞窟は、海岸沿いにありますが、海に入らないと楽しむことは出来ません。
干潮時は陸上側の入り口から歩いて洞窟内に入ることもできますが、
その場所から見た青の洞窟は青くは見えず、水面が青く輝いて見える場所には泳いでいく必要があります。

 

その為、青の洞窟は「シュノーケル」または「ダイビング」で行くことになります。
洞窟内はそれほど広くなく、人も多くなるため、カヤックやボートなどで行くことは出来ません。

 

青の洞窟がある真栄田岬は、沖縄でも屈指のダイビングやシュノーケルスポットになっており、
透明度が高く魚も多いため、青の洞窟の外も楽しむことができます。

 

クマノミやアオブダイなどのカラフルな熱帯魚を始め、様々な魚を見ることができます。

 

シュノーケルで青の洞窟に行った場合には、
青の洞窟が最もきれいに見える「水面の青」を見ることができますので、お勧めの楽しみ方になります。
ダイビングに不安がある方やお子様でも参加しやすいのも特徴です。

 

ダイビングで青の洞窟に行った場合には、真っ暗な洞窟の奥から見た入り口の青が美しく、
独特の世界観を作り出しています。

 

シュノーケルと比べ水中にいる感動を感じることが出来、
魚との距離が近いダイビングは、シュノーケル以上の感動を体験することができると思います。

 

体験ダイビングなど、初心者でも参加できるコースが開催されていますので、
興味がある方はぜひ参加してみてください。

 

 

シュノーケルやダイビングは誰でも参加できる?

 

シュノーケルやダイビングは、「健康上の制限」と「年齢制限」は有るものの、誰でも参加することができます。

 

シュノーケルではライフジャケットを着用しますので、泳ぎが苦手な方やお子様でも、問題なく楽しめるでしょう。
年齢制限はショップにより異なりますが、4~6歳以上に制限されている場合が多くなります。

 

また、高齢者の事故が多く発生していることから、
60歳前後の年齢までに制限されている場合が多いようです。

 

ダイビング初心者には、体験ダイビングと呼ばれるライセンスを持っていない方向けのコースが開催されています。

 

主に初めてダイビングをする方向けのコースになりますので、
ダイビングの知識が全くない方でも安心して参加することができます。

 

また、水中ではインストラクターが常時アシストをしてくれますので、
全く泳げない方でも体験ダイビングを楽しむことができます。

 

ダイビングの年齢制限はダイビング指導団体のルールにより10歳以上と決められており、
10歳未満のお子様は参加することができません。
また、シュノーケルと同じく、上の年齢は60歳前後に制限されている場合が多いようです。

 

シュノーケルやダイビングに参加するにあたり、すべてのショップで健康状態の確認が行われています。
シュノーケルやダイビングはマリンスポーツであり、特定の病歴がある方にとっては非常にリスクが高いレジャーであることになります。

 

参加できない主な病歴として、心臓病・てんかん・喘息のような発作が出る病気は参加することができません。
糖尿病・高血圧・高コレステロールなどの生活習慣病に関してもリスクが高く、参加することが出来ない病気の一つです。

 

また、病気ではありませんが、妊娠中の方やアルコールを摂取している方も参加が出来ませんので注意しましょう。
これらの病歴がある方であっても、お医者様に相談をし問題がないと診断された場合には参加できる場合があります。

 

ショップにより対応が異なりますが、所定の診断書の提出が必要になる場合が多いようです。
病歴の確認に関しては、お客様の安全を守ることが目的であるだけでなく、
他の参加者の安全を守る意味合いもあります。

 

自己判断は絶対に行わず正確に病歴を伝えるようにしましょう。

 

ダイビングに参加する場合には、ダイビング終了後18時間または12時間以内の飛行機搭乗が出来ません。
これは、減圧症と呼ばれる潜水病を誘発するリスクが高くなるためです。

 

沖縄旅行最終日のダイビングは避けるようにしましょう。
(シュノーケルに関しては問題ありません。また、飛行機登場後直ぐのダイビングも問題ありません。)

 

 

青の洞窟のおすすめのシーズン

 

意外かもしれませんが、シュノーケルやダイビングは一年中楽しむことが出来るマリンスポーツになります。
沖縄の海は冬でもそれ程水温が下がらず、最も寒い時期でも23度ほどの水温があります。
23度の水温と言われてもピンとこないと思いますが、7月初旬の東京の海とほぼ同じ水温になります。

 

シュノーケルやダイビングに参加する場合には、ウエットスーツなどの保温性があるスーツを着用しますので、
少し水温が冷たい時期でも快適に楽しむことが出来ます。

 

とはいっても12月から2月の時期の沖縄は、一年の内で最も寒い時期になりますので、
寒さを感じる方がいるのも事実です。寒さの心配が必要ない時期は、5月~10月までも考えておきましょう。

 

シュノーケルやダイビングはマリンスポーツである以上、海のコンディションに影響を受けます。
青の洞窟がある真栄田岬は、北向きの海岸になり、北風が吹くと海が荒れやすくなります。

 

沖縄では季節風の影響を受けるため、夏場は南風、冬場は北風が吹くことが多く、
冬場の青の洞窟は波が高くなる日が多くなります。

 

また、春先の沖縄は「ニンガチ・カジマーイ」という方言があるように、
海が急激に荒れることが多くなりますので注意しましょう。
青の洞窟の海が最も安定する時期は、6月~8月ごろと言われています。

 

青の洞窟は最近知名度が高くなり、毎年多くの方が訪れるようになりました。
そのため、ハイシーズン中は大変混雑することも有り、人が少ない時期に訪れることをお勧めします。

 

最も青の洞窟が混雑する時期は、ゴールデンウイークと夏休みの季節になります。この時期の青の洞窟は非常に混雑します。
特に8時から16時頃が混雑のピークになりますので、
混雑を避けたい方は早朝や夕方の時間を狙ってみるのもいいでしょう。

 

また、6月後半の梅雨明けから9月末までも比較的混雑する時期になります。
快適に楽しめる時期はどうしても混雑する傾向にあると考えておきましょう。

 

 

まとめ

 

沖縄旅行に行ったら、是非とも青の洞窟に行ってみてください。
きれいな海を眺めたり、プライベートビーチで過ごすのも良いのですが、
シュノーケルやダイビングには大きな魅力があることに気づくはずです。

 

ダイビングと聞いて敷居が高く感じる方もいると思いますが、
体験ダイビングなら事前の準備も不要で泳げない方でも参加することが出来ます。

 

金額も7000~10000円前後と、それほど高額になるわけでもありませんので、
興味がる方は参加してみることをお勧めします。

 

また、お子様やダイビングに不安がある方は、シュノーケルもお勧めです。

 

初めは少し怖く感じる方もいると思いますが、意外に簡単に楽しむことが出来るマリンスポーツになります。
季節を問わず楽しむことが出来ますので、夏場以外の旅行でも参加してみてくださいね。

 

青の洞窟に関するもっと詳しい内容が知りたい方は、こちらのサイトも参考になります。
沖縄 青の洞窟 情報サイト | Blue Cave Nabi
沖縄にある青の洞窟に関する情報サイトになりますので、ご確認していただければと思います。